会社員で現在の仕事は経理と総務の仕事をしています。そこで社員全員の給与計算も私が行っているのですが、今回愚痴のタイトルとなっている手当ての件で上司の特権を生かしたことがあったので話をします。私の会社では親会社と子会社で多少就業規則に違いがあり、私の会社は子会社の方で就業条件や手当てなどゆるく設定してありました。
就業規則を親会社に合わせる
私がその就業規則に基づいて得をしていたのが、住宅手当でこれまで自分の持ち物でなくてもそこに住んでいれば2万円の手当てが支給されました。しかし親会社の条件は100%自分の持ち物出なければ手当てが支給出来ないとなっていて、奥さんと共同名義でマンションを購入していた私は50%の持分であることで、住宅手当支給額が2万円あった場合でこれが半分の1万円となります。就業規則を親会社に合わせると言った条件で私は、その条件を泣く泣く飲み上司からの一言は「守ってあげれなくてごめん!」でした。次の月の給料よりすかさず1万円減額されて支給金額が下がってしまいました。
それから数年経ってまた就業規則の部分で親会社から指摘があり、現在上司の奥さんはパートで働いている兼ね合いで社会保険の扶養にも入っていない状況で130万円以上年間で働いています。しかしながら配偶者としては結婚している事でうちの会社からは配偶者手当をもらっています。しかしながら親会社の方は社会保険の3号扶養に加入していない配偶者に関しては配偶者手当は支給していません。その事によって条件として配偶者手当1万7千円毎月もらっていた上司はその金額が0円になります。
社労士に相談
しかしながら、これをうちの会社の専属の社労士に相談して不利益変更となるから3年にかけて減額していくことで対応してもらうこととしました。そうなれば毎年4千円づつ減額していくことでなだらかにマイナスとなりそこまで家計を直撃するダメージはありません。私が受けた数年前の住宅手当なんかは翌月からマイナス1万円もあってかけいとしてもかなりマイナスとなりました。そこも現在のルールで社労士に相談すれば不利益変更として手当てをなだらかにマイナス出来たはずではと感じます。
上司は自分の時は、それなりに不利益変更だと言って社労士の方を交えて会社に対して特権を利用して下げ幅を少しづつ行ってどう考えても今回の件はおかしいと思います。
「守ってあげれなくてごめん」
しかし、上司にこのことを話せばきっと君のマイナス幅は0万、僕の方は1万7千円もあり案件としても住宅の持分の件よりも配偶者がパートなどで自分で社会保険に加入しているケースが多いからこっちの方は不利益変更の事案としても多いなど言い訳をしそうだったので言いませんでした。
しかしあの時上司からの言葉の「守ってあげれなくてごめん」はなんだったのかと感じてしまう事件でした。今の上司に対してその言葉をかけるといやみが爆発しそうで、流石にその事は心の中で笑いながら思っています。しかしこうした手当てによって不利を受けたりは、他人に対して思う気持ちが薄いのであればやはりそれは自分に降りかかってくるのかとも感じます。心の底から上司はあの時僕に「守ってあげれなくてごめん」と言ったのかそれだけは真相は分かりませんが、何となく事務的に処理をするのが面倒だからすぐに1万円減額しただけの様な気がします。そんなことがまかり通って良いのかと上司の特権だからとか感じますが、3年経てばそれこそ減額が完了して1万7千円が減ることとなり、そうなってやっと上司も普通の手当てが付かない状況となります。
ルールの線引きで得をする人や損をする人
こう言った手当ての減額や増える人と言うのは、ルールの線引きで得をする人や損をする人が必ず出てきます。ラッキーな人アンラッキーな人そう言った人にかける言葉は、「守ってあげられなくてごめん」ではなく、ルールの上でそこは仕方が無いとして毅然とした態度をとるが一番です。不満なことは確かにありますが、今回の件で上司も減額となることで、少しは私の気持ちも落ち着く状態となります。人の不幸などを一言なにか投げかけるのは、あまりこう言った偽善的な言葉はやめた方が良いと感じます。私もかれこれ3年前のあの言葉まだ覚えているのですから。
今後も同じ様な人の不幸によって手当てが減らされたりするケースもあります。それを目の当たりにする給与管理の仕事をしている私は、事務的に淡々と手当てが減ったり増えたり手続きを行っていくつもりです。